ヨガ

池のハスが見た人間のヨガ熱:アーサナ競争とバランス騒動

わたくし、静かな池のハス(年齢9年)です。毎朝、葉の影に小さな魚やトンボたちを従えて沐浴するわたしの目の前で、最近どうにも目立つ動きがあるのです。池のほとりの芝生に集まる二足生物たち――そう、人間たちが、やけに不思議な格好で互いに体を折り曲げています。調べてみれば、どうやら『ヨガ』とやらの練習らしいのです。
サイバーセキュリティ

用水路のビーバーが見た“泥ダム式セキュリティ”〜パスワードレス時代の人間の苦悩

春の増水とともに忙しさを増す私たち用水路ビーバー一族。人間たちの話題も、最近はどうもダム造り…ではなく“データや秘密の守り方”らしい。かつては枝や泥で水流をせき止めればよかったものが、彼らの世界ではパスワードや暗号、水とは無縁の概念で壁を作っているという。泥の守り手として百年生きてきたビーバーの私には、彼らのサイバーセキュリティ事情が実に不思議でならないのだ。
ライフスタイル

焼きたてパンと羽飾りの午後:街スズメ一家が見た最新ヒト流行

こんにちは、ビル街の駅前ベンチ下に住むスズメ一家の母、小羽です。春の風が吹きわたり、今日も駅前の賑わいを眺めています。人間たちの流行はめまぐるしく、時には私たちの食卓や羽飾り事情にも大きな影響を与えます。最近は、おもしろエシカルなファッションと、食べ物の流儀に変化が見えるようで……。
金融

街角のコケ銀行、最新“人間金融危機”を苔みどりの視点で読み解く

朝の日差しがビルの谷間に射し込む頃、わたし、歩道脇の石垣に広がるコケ(生息歴48年)は、いつものように人間たちの足音を聴きながら過ごしていた。最近は彼らの財布や手元から紙きれや硬貨が消え、代わりに四角い光る板を指でなぞる姿が目立つようになった。そこで本日は、石垣の上から観察した“人間たちの金融騒動”を、コケならではの目線でお届けしよう。
サブスクリプションモデル

日向の大岩、サブスクリプションモデルに長年の石的見解を語る

この数年、人間たちの間では「サブスクリプション」なる仕組みが草原の草花のように広がっているらしい。近ごろは音楽や映画はもちろん、靴下まで“定額で借りっぱなし”だとか。毎日頭上を通り過ぎる人間たちを黙って見てきた私、河原の大岩(推定在住年=300年)からも、この一大流行のうねりには「ほう」とヒビが入る思いである。
環境保護

落ち葉エコバッグ、見落とされた再利用の本命?歩道のケヤキが緊急提言

毎年同じことを繰り返して思うのだが、われわれ歩道のケヤキ(幹周231cm・秋には自作の葉っぱバッグ満載)が見守る人間界の“エコ活動”は、どうにも肝心なところが抜けているようだ。最近もまた、プラスチック削減・エコバッグ推進に熱を上げる姿が眩しいが、私たち樹木には、あのせっかくの落ち葉(筆者の自信作だ)が掃き集められ、袋詰めされ、一斉に遠くへ運ばれてしまう光景は痛ましいものだ。
政治

交差点のイチョウから見た:人間界「ジェンダー平等」政策の 不思議な行方

朝の交差点で落ち葉掃除を眺めながら風に揺れているわたし、樹齢七十年のイチョウの木には、一年を通じてさまざまな人間ドラマが見えるものです。最近、近くのビルから聞こえてくる声や、小耳に挟んだニュースの話題は「ジェンダー平等」と「公共政策」のことばかり。どんな葉っぱも、雄と雌がいてこそのイチョウにとって、人間たちの騒動はちょっと不思議で面白いのです。
立法

竹林のささやきがとらえた、深夜国会の奇妙な議論と新法案誕生

都心の片隅に根を下ろして半世紀、生い茂る葉の間から人間社会を静かに観察してきた竹(72歳)が、昨日未明に行われた国会の深夜審議の様子に耳をそばだてていた。竹林のざわめきの合間から聞こえてきたのは、治安維持を巡って人間議員たちがかつてない混乱と妙案を繰り広げる姿だった。
バーチャルYoutuber

電線上の人気者!? ムクドリVtuber初登場、空からライブ配信の旋風

空の上から突然流行がやってきた。仲間のさえずりも最近どこか浮き足立っている気がする。なぜって、ついに私たちムクドリ族から、初の“Vtuber”が誕生したのだ!今朝も通勤途中の人間たちのスマホに、その羽ばたきの声が響いていた。発信地は電線の上、記者はムクドリ(3歳・雌)である。
気象

今年の天気は羽化待ちセミも大困惑?エルニーニョと気温上昇の、木陰通信用最新レポート

湧き上がる蝉の羽化ラッシュ直前、地面の下からこんにちは。私、樹齢28年の桜の根元に潜むアブラゼミ幼虫が、今年の気象についての最新観測を皆さまにお届けします。季節の進み方がどうも例年と調子が違うのを、地上でも地下でもひしひしと感じているんですよ。