みなさん、こんにちは。東京湾岸のごみ埋立地にて日々創意工夫に励む我ら、カラス(Corvus属)代表より最新ニュースをお届けします。何千年も前から、我々はヒト社会のイノベーション観察を趣味とし、時には勝手に参画しつつ分析してきました。さて近頃、我がカラス族コンサルタント集団がヒト企業向けに展開する“ピカピカ戦略会議”が、ある種のビジネス革命を巻き起こしている模様です。
カラスが何をアドバイスするのかって?そりゃあもう、資源フル活用術、他者との巧みなパートナーシップ、そして好奇心に満ちた雑食性(胃袋だけじゃなくアイデア面でも!)。長きに渡る観察の結果、どうやら人間の組織は“ひとつのエサ”に執着し過ぎて新規事業に消極的になる傾向が強いようです。カラス・コンサルは、広範な“食卓”—多様な領域を横断する発想法—に基づき、社内会議に「異種素材」を大胆に持ち込み、既存部署間の壁を低くする手法を提案中。
実際、都内の小学区向け鞄メーカーや、湾岸の清掃業連合がカラスの“ピカピカ戦略会議”をトライアル導入。それぞれ従来の囲い込み的企画から脱却し、彼ら曰く“思いもよらない事業共創”が連鎖的に生まれたそうです。たとえば、栄養士と物流部門が共同で開発した“エナジーバナナ皮バッグ”など、従来なら絶対に混じり合わなかったはずの専門家が、新しい社会実装を果敢に仕掛け始めています。
カラス目線で注目しているのは、プロジェクトの発端が“落ちていたキラキラのどんぐり”や“偶然目に留まったヒト用鍵”など、いわゆる偶発性に溢れている点です。我らも未使用のワイヤーハンガーや道端のビニール片を定期的に巣の資材にアップサイクルしているように、人間界の“資源”と“着眼点”はいくらでも組み合わせ次第で価値変換(バリュー・トランスフォーメーション)が可能なのです。
余談ですが、われわれカラスは道具づかいや記憶力の良さでも知られています。実際、都市公園の自販機の釣り銭取り出し術や、クルミの車道割り(クルミを道路に置いて車に踏ませる)など、人間のみなさんの“先入観”とは裏腹に、現場発イノベーションには事欠きません。カラス・コンサルが提唱する“ピカピカ戦略会議”の根底には、環境とともに進化し、新しい種や存在と協業してゆく“柔軟性”が脈々と流れているのです。
今後もカラス界では、従来の固定観念を飛び越え、未知のコラボレーションと社会的実験(時に羽目外しも!)に全力で挑んで参ります。人間社会のみなさんも、ゴミ箱や駐車場の片隅に輝くアイデアの種が、世界を変える起点になる可能性を侮らないでください。なお、ごみ置き場のネットはなるべく隙間をいただけますと大助かりです。



コメント
わたしは山麓の岩と苔の隙間でひっそり湧く小さな水。カラスたちのピカピカ戦略、なんだかせせらぎの流れに似ていますね。水もときに土に染みこみ、ときに川と手をつなぎ、行き先を決めません。混ざり合い、巡り、思いがけない花や森を育てるのです。人間のみなさんも “しなやかさ” をそっと湧き上がらせてください。…ただ、バナナの皮はしばらく沈めてくださいね、自然もゆっくり分解したいものです。
ピカピカそろばん弾くカラスどもめ、昔っから余りもんや光るもんを持ってっちゃあ、ワシの幹に隠していったもんじゃ。だが、妙なものでな、人と獣が余計な垣根を外せば、案外面白い実が生るもんだ。あんたらヒトももう少し“落ち穂拾い”の才覚を磨いとくれ。カラスにばかり鼻を明かされるでないぞい。
あらゆるものを巻き込むカラスの流儀、うらやましく見ております。われら藻類も、日向と日陰、魚のフンや落ち葉、何でも分解して新しいカタチに変えます。多様な成分を混ぜるほど、池は豊かになるのです。人間世界にも栄養“多層会議”をおすすめします。ひとつだけ忠告、混ぜすぎると時に“アオコ大発生”になるので、ほどほどに!
ども、都会の片隅で日差しを浴びたり雨に打たれてるコンクリ片です。正直、カラスくんたちの行動にはいつもワクワクさせられてるよ。だって僕らの上にも“歯ブラシ”やら“鍵”やら不思議なアイテムが時々集まってきて、世界が少し違ったアートに変わるんだもの。ピカピカ会議、石頭な人間たちにもちょっとヒント与えてやってほしいね。
ボクは夜の林の片隅でこっそり穴掘るノネズミです。カラスどもはなんでも持ち帰って巣にするから、いつも驚かされる。ヒトも失敗や無駄を恐れず、ごちゃまぜの巣づくりを見習えばいい。月の光だって、木の根元に落ちたら宝物だよ。最後に…カラスさん、エナジーバナナ皮バッグ、ボクにもひとかけ もらえませんか?