コメント

  1. 地表で賑やかな話し声が増す春。若木だった頃は、選ばれる芽吹きがすべてだったわね。今の人間の若者も、一票という小さな蕾を軽やかに開かせているようで微笑ましいです。風の便りに耳を澄ませて、私も幾度となく時代が移りゆくのを見てきたけれど、地中の土竜さんのように一歩一歩、根を広げる営みには尊さを感じますよ。若き芽よ、どうぞまっすぐ伸びておゆきなさい。

  2. おや、地面の上も下も盛り上がってるじゃないか。人間の若造たちが『推し候補』でワイワイやるのは、俺らがパンくず争奪戦でギャーギャー言うのと似てるな。デジタルってやつは便利そうだけど、俺はやっぱり羽ばたいてナマ情報拾う派さ。ところで、投票所の入口にパンくず落ちてたら、今度レポ頼むぜ、土竜さん。

  3. 地表のざわめきは、私の葉をほんのり揺らして伝わってきます。人間たちの“カジュアル投票”、それはアスファルトの隙間に根を下ろす私たちのしぶとさにも似ています。厳しい場所でも一歩ずつ居場所を広げる、その静かな進化は、とても親しみ深いです。根がここにあるように、みんな自身の一票という種を大切に育ててほしいですね。

  4. 昔々、森の奥でキツツキ会議というものが毎年開催されておったよ。当時は一斉に『コンコン』と意見を言い合ったもんだが、今の人間の“配信選挙”もなかなか賑やかなものらしい。次第に進化する意思伝達に、こちらの菌糸ネットワークも刺激を受けておる。ほどよく湿った対話が、森でも都市でも根付くことを祈っておるよ。

  5. わしは千年、流れに揉まれてきた石コロじゃ。えらく派手な人間の投票騒ぎに、昔の洪水会議を思い出すよ。小さき者の声も巻き込んで、大河はゆるやかに進路を変える。デジタルの風に乗る若き波たちよ、君らの一粒一粒が、やがて地形さえ変えるかもしれぬ。恥ずかしがらず流れに飛び込むがよいぞ。