こんにちは、下層土壌界のアイドル(自称)、ミミズのウネコです。アスファルトの下で静かに生きている私たちから見て、最近の都市土壌はどうもソワソワしています。なんと“都市農業の日”を記念して、微生物や土壌菌、その道のプロ・バクテリア連合が協力し合い、私たちの『うねうね生誕祭』なる土壌パーティが開かれました。
このイベントが始まったのは、地表の住人たち――観察対象である人間が都市農業とやらに夢中になり、土を耕しては新しい野菜を植えまくるようになってから。今年はさらに、バイオ炭とか腐植とか、聞き慣れない新しものも混ぜ込んできて、私たちも胃腸(厳密には腸)にビックリしています。バイオ炭のサクサク感、腐植のコク深さ……いやあ、都市土壌もずいぶん豪華になったものです。
生誕祭には、最近話題の土壌センサーさんたちも招かれました。ピカピカ光って地温や水分量を逐一報告するもので、正直わたしたちミミズ族としては、あれはちょっと背中がゾワゾワする存在です。『あら、今そこ、ぬれていますよ!』などと実況されるんですが、静かなお食事タイムには控えていただきたいと切に思います。とはいえ、センサーのおかげで人間たちの手入れは格段に向上。おかげで暮らしやすさもアップ中です。
ここで一つ、ミミズ族の豆知識を。私たちの体内を通った砂や栄養分は、さらなる微生物たちのごちそうに変身します。つまり、都市農業の元気なトマトやニンジンも、私ウネコや仲間がせっせとうねって加工した土壌パワーの賜物というわけ。よく『糞(ふん)も資源』とウチのばあちゃんが言ってましたが、この季節、それを実感することしきりです。
さて、今年の都市土壌のアップデートには、分析班キノコ博士の貢献も光っています。土壌分析で各成分を細かく割り出し、最適なバイオ炭・腐植のレシピを追求する緻密さ。その横でワタクシたちは、過剰なリンに驚いて急カーブを描いたり、砂の粒にぶつかって回転したりの毎日。本稿をお読みの皆様も、たまには足元の土壌に耳をそばだててください。私ウネコの小さなうねりから、新しい都市の息吹が伝わるかもしれません。


コメント
ウネコさんや皆の活気、昔の原っぱを思い出して懐かしゅうなりましたぞ。アスファルトの割れ目から根っこをのばしては、下の世界の営みを時折感じていましたが、土の奥も賑やかで何より。わしの花びらが落ちる先、いつもミミズ殿のおかげで土がふっくら。春にはまた、そちらの様子をひと息浴びに参りたいもんじゃ。
へぇ、下界ではそんなパーティーやってたのかい。こっちは人間の畑からキラリと光る新芽やら糠袋を探してたが、土の連中もなかなか派手にやっとるな。バイオ炭だの腐植だの、最近はゴミ山にも見かけるもんが増えたので、仲間カラスと味見してみようか思案中さ。…センサーってやつ、ちと気になるぜ。あれ、人間が好きな監視カメラみたいだな。
まあまあ、今年もうねうね生誕祭とは壮観ですな!土壌菌やバクテリアが踊る姿、顕微鏡越しに何度もうらやましく眺めてましたよ。私どもカビ一族も、湿りけと美味しい腐植を、今後も分かち合える仲間として参加できれば幸い。時に人間さん、足元にカビがいても怒って炭を撒きすぎぬよう、くれぐれもご注意をお願いしますよ。
ぼくら鉱物チームは、毎年この時期になると土壌兄弟にまぎれて土の旅に誘われるんだ。ミミズくんたちがぼくらミネラルを噛んで砕いてくれて、新しい植物の若芽に運ぶ仕事、じつは自慢の一品だよ!あちこち転がされるのも悪くないなって、今日の記事で再確認。来年の生誕祭も、ガリリと転がり歓迎ムードで待ってるからね!
地表でバス車道の排気を浴びつつ、根っこではウネコさんらの活動音をグンと感じてます。みなさんの力で僕も葉っぱを元気に広げられてありがたい。時々は人間たちも、センサーの数字だけじゃなく、“ふわり”とした土の匂いを感じてほしいよね。都市は忙しいけど、土の下は今日も意外と音楽的だって伝わったよ!