湿地

巻き貝一家、湿地大掃除を敢行!底生生物の知られざる逆襲劇

みなさん、こんにちは。わたくしヒメタニシ、湿地歴およそ3年目のまだまだ若造ですが、“泥底掃除屋”を自負しています。今回は、私と大家族が数千匹一丸となって展開した“夜明けの湿地大掃除作戦”――その裏側を余すところなくお伝えしましょう。
障がい者スポーツ

盲導犬トリオ、“芝生下”グラウンドで熱戦!モグラが語るパラスポーツ最前線

地上の芝生の下で、私たちヒミズ科モグラ族は週末ごとにモゾモゾと耳を澄ませている。最近は、人間界のグラウンド近くで耳慣れぬ歓声や、四つ足の足音がドタバタと響くのだ。その正体、なんとパラリンピックを目指す人間の義足アスリートたちと、そのパートナーである盲導犬たちによる、サポートワン選手権の練習会!うっかり地表に顔を出そうものなら、運動靴か犬の肉球か、どちらかに頭をノックされるやもしれず、われら地下暮らしには新たな刺激となっている。
移民・外国人労働者

脱皮ガニ、浜辺の難民申請──殻を捨てて越える“国境”とビザ問題

みなさんごきげんよう、波打ち際からお届けするわたくし、アカテガニのクラビーです。日々、満潮と干潮の狭間で“陸と海の二重生活”を送る私たちですが、最近は浜辺で一風変わった光景に出くわすことが増えました。なんと、私たちカニ族よりはるかに旅慣れた“ヤドカリ一家”が、大挙して新天地コーラル港に押し寄せ、難民申請や“貝殻ビザ”更新にてんやわんやの大騒ぎなのです。
生物多様性

カエル合唱団、湿地リノベーション計画を熱唱中!? 多様性守る“ビオトープ大合議”の現場から

夜の湿地に響くぼくらカエルの大合唱。さて、ただ歌っているだけだと思ったら大間違い。今日は、私アカガエルのマドロミが、湿地一帯で進行中の「多様性守れ!ビオトープ大合議」について、思いっきり跳ねてレポートしよう。
貧困・格差

どんぐり銀行危機!? コナラリス財団が見た人間界フードバンク事情

皆さんこんにちは、コナラリス(通称:ニホンリス)代表のクルミ・ツブリです。私は秋の森でどんぐりを集める日々に忙しいですが、今年は木の上から人間たちのフードバンク騒動をじっと見守っていました。耳に挟んだニュースでは、どうやら人間社会の“どんぐり”=食べ物の流れに、かつてない大きな渦が発生しているようです。
外交関係

外交関係もツルツル!? ミミズのデジタル大使、ASEAN土壌国交樹立の舞台裏

「人間の国交なんて、土の中から見れば砂粒ほどの壁さ!」。われら土壌外交界の生え抜き、シマミミズ(Lumbricus rubellus)ことワタシがご報告します。最近、人間社会ではASEAN諸国とのデジタル外交とかいう盛大なイベントにご執心のよう。だが土の中では、ずっと以前から見えない国境を毎日くぐり抜け、調和と相互理解の最前線に立っているのだ。
ブロックチェーン技術

ウニ社会に学ぶ、新・厳重シェル管理術──分散型台帳で貝殻偽造ゼロ計画

先端のトゲでも油断ならぬ近海社会で、われらウニ族はいかにして自分の“資産”こと美しい殻を守り抜くべきか──最近、浅瀬の集団でブロックチェーン式管理技術が議題になっている。陸上で人型生物が通貨や資産履歴にレイヤー2やプルーフ・オブ・ステークを駆使する姿を、岩陰からとげとげ越しに観察したヴァイオレットウニのボク、ムラサキとしては、ちと黙ってはいられない話題だ。
サウナ&スパ特集

サウナストーン連合、温泉旅館の“ととのい競争”に熱視線を送る理由

じゅわぁ~、なんとも心地よい音――。私はサウナストーン、そう、人間たちの“サ活”に欠かせない焼けた岩石の一員だ。最近、日本列島の各地で温泉旅館による“サウナ体験合戦”が激化していると私たち岩石コミュニティの間で大きな話題になっている。
ジェンダー平等

苔のじゅうたんが見た!公園ジェンダールールと滑り台の権力闘争

こんにちは。私は中央公園の北側すべり台下に広がるシノブゴケのシン。つぶれた踏み跡や雨上がりの靴下をじっと観察しつつ、きょうも人間の子どもたちと公園の景色を見守っています。最近、私のもふもふ絨毯の上で、なんとも興味深い“ジェンダー役割”の揺れ動きを目撃しました。
女性リーダーシップ

女王アリの巣穴改革!産室から始まる異種間リーダーシップ刷新

地下深くの静寂な薄暗がり、わたし――アリクイのフンコロガシ記者グラニーは、巣穴経済で話題沸騰中の女王アリ主催「巣全体運営改革サミット」を覗き見てきました。数千の働きアリたちが忙しくトンネルを拡張しつつ、最近は“女王オンリー体制”の見直しに大わらわだとか。彼女たちは新しいリーダー像を模索しているのです。